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商材の幅を拡げ、世界へと

愛知県 S社

従業員数 20名

保有設備

ワイヤ放電加工機3台

立体マシニングセンタ2台

超精密平面研削盤1台

超精度高速小径微細加工機

Q. CAMPUSに参加される前の御社の事業状況をお教えください

当社はワイヤー放電加工機を複数台保有し、土地柄もあり、自動車業界向けの部品加工を中心に行っておりました。しかし業界では汎用品のコストダウンへの動きが一層激しくなり“今後ますます価格競争の波にさらされる時代が来る”、“もっと商材の幅を拡げる必要がある”と感じていました。

Q. CAMPUSに出会ったきっかけは何でしたか?

日刊工業新聞に掲載された、「CAMPUSで日本の金型技術を復活させる」というCAPABLE河原社長の熱い思いを語られた記事を拝見し、その瞬間、“この人に会って話をしたい”とすぐにインターネットで電話番号を調べ、電話をかけ訪問したのがきっかけです。

Q. CAMPUSのどんなところが魅力ですか?

何よりCAMPUSの顧客には世界中の名だたるIT・電子部品メーカーなどがあり、その顧客に対して我々はものづくりをするだけで良いという点です。海外顧客の開拓が難しいのはもちろんのこと、海外との取引を行うには為替や輸出入などの貿易実務ノウハウも必要ですが、そうしたハードルや面倒が一切なく、これまで日本国内しか眼中になかったものが、一挙に世界中を相手にできる可能性があるという点は大きいですね。

Q. 参加当時に苦労などはありませんでしたか?

参加してすぐは当時保有していた設備で作れる部品は限られていたため、ご紹介頂く部品も数多くはありませんでしたが、図面の見方、段取りの付け方、工程設計、作業時の注意事項等一つ一つ丁寧に教えて頂き、その後、型彫放電加工機や中型の超精密平面研削盤、そして最新の超精密微細加工機を導入するなどで、対応可能な範囲を広げて来ましたが、それに合わせて少しずつ難しい注文を頂くようになり、失敗しては指導を受け、やり直しをして更にステップアップするという繰り返しで現在に至っています。

Q. 今後の課題を教えて下さい。

部品については加工時間を短縮する工夫でコストを下げていく、そして空いた時間で新しい部品加工にトライし、継続して技能を高め、製作可能な部品の幅を拡げ、CAMPUSを盛り上げていくというのが我々の使命だと考えています。